2002年に発売された,コンパクトデジタルカメラである。当時,ニコンが発売するコンパクトデジタルカメラは,スイバル機構(レンズ部が回転するようになっている機構)をもつものが多くラインアップされており,この機種もそのようなコンパクトデジタルカメラの1つである。
専用バッテリー(EN-EL2)が劣化して,使えなくなっている。
まず,EN-EL2と富士フイルムのバッテリーNP-60と並べてみると,よく似た大きさであることがわかる。しかし,端子の配列が異なるので,NP-60をEN-EL2の代用にすることはできない。そこで,ひとまわり小さなNP-40を,EN-EL2の殻に内蔵させることにする。
EN-EL2のつなぎめをカッターナイフで切り開いていくことで,容易に殻を割ることができる。 |
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なかに入っていたセルを取り去り,かわりに接点を設ける。 |
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こうして,NP-40をセットできるようにする。 |
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このままNikon COOLPIX 2500に装填する。 |
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EN-EL2の殻にNP-40を内蔵させたバッテリーによって,Nikon COOLPIX 2500は復活を果たした。 |
もちろん,撮影に問題はない。スイバル機構のため,ローアングルの撮影でも,無理のない姿勢でおこなえる。