ニコン F-501

無駄に分解しやすい電池ボックスが復活の秘訣。

by ジャンク大帝

カメラについて

 1986年に発売された,ニコンのAF一眼レフシステムを形作ったカメラである。

入手

 2012年9月に,標準ズームレンズ(AF Zoom-NIKKOR 35-70mm F3.3-4.5S)とあわせて,約1000円で救出。

症状

 電池の液漏れの跡があり,まったく動作しない。

分解

 底カバーを開き,単3乾電池用の枠をはずす。さらに,電池ボックス部に5つあるねじをはずせば,電池ボックスがまるごととれる。一方の接点が激しく腐食していたため,電源が回路に供給されなくなっていた。適当なばねで接点をつくり,内部の回路と半田づけをおこなうことで,ふたたび電源が供給されるようになり,動作するようになった。

 分解しやすいことは,修理しやすいことでもある。

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