フジカGER

水銀電池でなくてもいいかも?

by ジャンク大帝

カメラについて

 1974年に発売されたカメラである。
 同時に発売されたフジカGEとともに,35mm判カメラとして世界で初めて,裏蓋にフィルム確認のための「窓」(右図)がついた機種である。GERはGEの上位機種で,二重像合致式連動距離計とセルフタイマーを装備していた。

入手

 1998年10月にジャンクワゴンから800円(消費税別)で救出。

なぜジャンクに?

 外見はきれいであり,動作チェックをおこなったところ,シャッター等に異常は認められない。しかし,低輝度警告インジケーターが切れているようだ。ここは実用上支障はないと考え,修復をおこなっていない。

再生への工夫

 このカメラは,電源として水銀電池HM-N(1.35V)を2個必要とする。この電池は入手困難なので,電池ボックスを少し改造して,LR44を2個使って動作するようにした。

 電源電圧が異なるため,多少,露出に誤差が生じることが予想されるが,実用上は問題ないと思われる。

 

 

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