カメラについて1946年から1951年にかけて発売されたボックスカメラ。ボックスカメラとしては,比較的後期の製品と言える。画面サイズは65mm×105mmとかなり大きく,絶版になった616フィルムを使用する。616フィルムは,1932年から1984年まで供給されていた。
616フィルムはすでに供給されておらず,120フィルムを代用することを考える。フィルム送りは赤窓式なので,120フィルムを代用したときのコマ送りの目安を調べると,次のようになった。
1コマ目 2○o。
2コマ目 4○o。
3コマ目 7○o。
4コマ目 9○o。
5コマ目 12○o。
6コマ目 14○o。
このように,120フィルムで6コマ撮影できるようである。
616フィルムは120フィルムにくらべて幅が広い。また,スプール中心の穴が小さい。巻き上げノブに連動させることと,安定した巻き上げのために,巻き上げ側は,616フィルムのスプールを利用することにした。
供給側は,その都度フィルムを巻きかえたりせず,120フィルムをそのまま使えると便利である。そのための継ぎ足を,120フィルムのスプールを使って作成した。
このようにして,616フィルム用のカメラで120フィルムを利用することができるようになる。ただし,かなり長い画面になってしまうことと,中心に写したいものが中心にこないという問題がある。もっとも,このカメラのファインダーでは,厳密なフレーミングは容易ではないが。。。
なお,巻き上げ側には616フィルムのスプールが必須である。
(公開日:2003年05月10日)